コンサルティングファームでマネージャーに昇進する秘訣とは?
考えるエンジン講座の受講生でマネージャーに昇進した方に、「その秘訣を3つ教えてよ」ってお願いしたら、最高だった。
はじめに
新年度が始まるこの時期は、生徒さんからの「昇進しました!」っていう報告がくるので、嬉しい時期でもあります。思いつきで、その一部のマネージャー昇進な皆さんに聞いてみたんですよ。
まるで、ChatGPTにお願いするかのように、Mに上がれた秘訣を箇条書きで3点でください!と。
そしたら 4人の生徒さんが書いてくれたので、そのまま一筆も直さずに連携します。
考えるエンジン講座受講生4人の「マネージャー昇進への3つの秘訣」
3つの秘訣①
- ケース外の論点・課題であってもクライアントに切り出す(⇔関係悪化を気にして黙っておく)
- 社内でMに上がりたいと宣言する(⇔誰かが見てくれているはず、と黙々と頑張る)
- 魅力的に思えない案件でも自分なりにゴールを決めて全力投球する(⇔戦略案件が、昇格条件が、と目移りする)
かと思います!!

素敵ですなぁ。いいですね、2. の「Mになりたい宣言」はみんなできてそうでできないよね。しかし、コミットメントを示すってほど大げさではなくとも、この「Mになりたい宣言」=「コンサルティングという仕事が楽しいぜ宣言」ですからね。大事よね。
3つの秘訣②
個人的には、以下3点を評価いただいたと思っています。
- メンバーとしての圧倒的・安定的なパフォーマンス
- マネジャーロールの着実な実行
- プロジェクト外での組織貢献(提案活動、社内交流の活性化など)

目指すMのお手本のような回答だよね。いいね。特に、このメンバーとしてのハイパフォーム+マネージャーとしてのチャレンジってのがリアルよね。
3つの秘訣③
パッと思いついたところですが、以下3点です。この3点に通じる部分でいうと、マネージャーから「こいつなら任せられる」という安心感を持っていただいたことかなと思います。
- ストーリーラインを毎日ワードで更新していたこと
→これをすることで、辻褄が合ってるか、飛躍してないか、昨日からの進化は何か、ストーリー上何がヌルいのかが明確化されました。そして、文字でクライアントや上司と勝負することができました。 - ロ→サ→T→ス*までを上司に先んじて作っていたこと
→上司もコミュニケーションコストは最小限にしたいと思っているはずなので、1番ズレない論点のところまで作って合意してました。 - 1次情報を自分で取りに行く
→直近のプロジェクトは出身業界でもあったので、仮説含めてやりやすかったのはありますが、部長から平社員まで1次情報を取りにいき、新しい情報が自分に1番ある状態を作ってました。
*ロ→サ→T→ス: 著書『コンサルが「最初の3年間」で学ぶコト』の “007 論点バカ VS TASKバカ” 内に記述あり。関連記事でも少し触れています。
【関連記事】

やっぱ、いいね。考えるエンジンマフィア。みんな、成長しているよね。他の3人もそうだけど、みんな「ピヨピヨ(=おちゃめなポンコツ)」だったのに、いやぁ、嬉しいね。ストーリーラインを毎日更新、、、もう、嬉しい成長。
3つの秘訣④
- チャーム
- 論点ベースの働き方
- 商人根性
の3つだと思います!
- 詰められてもいじけずテンションを2度あげ続けたことで、当時のMやSMから優しくしてもらえるようになり、良いサイクルが回り始めました!
- Taskではなく論点ベースで働く、悪魔の働き方/1日の過ごし方における上司とのコミュニケーションタイミングに則って上司が気になり始める前にコミュニケーションをとる、そしてとにかくそれを愚直に続けることでプロジェクトがびっくりするくらい健やかなものになりました!
- クライアントや上司から依頼された時に、残業になろうが休日稼働になろうが嫌な顔をせずにこれまたテンションを2度上げて食い気味で受けるようにすることで周りから実力以上に評価されたと感じます!

最高よね。Mってのは「商売人」の要素が少し出てくるタイミングだからね。素晴らしいね。熱いわぁ、成長すごいな。
おわりに
本当に素晴らしいですよね。
やっぱ、「健やかに仕事する」って本当に大事だし、それを実現する要素として、「仕事が好き」であり、好きになるための「仕事が上手」ってのも大事になってくる。ほんと、みんな素敵だねぇ。
これを読んでいる人はこの4人が「めっちゃ、優秀な人なんでしょ?」って思うかもしれないけど、本当に、彼ら自身も言うと思うが、
「ピヨピヨ(=おちゃめなポンコツ)」だった
皆さんも、仕事を上手になって、健やかに仕事しちゃいましょ!
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