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B〇条件を理解する—思考を深めるのにも議論するにも武器になる

B〇条件を理解する—思考を深めるのにも議論するにも武器になる

B〇条件を理解する—思考を深めるのにも議論するにも武器になる

目次
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『B〇条件』を理解するにあたり、これを理解しておくといいよ。のお話。

はじめに

皆さん、タカマツボンを読んでいただき、楽しんでいただき、本当にありがとうございます。
『コンサルが「最初の3年間」で学ぶコト』が売れに売れて10万部。
その背景には色々ありますが、1つの要因がその前の4冊目の『「答えのないゲーム」を楽しむ思考技術』が売れた!
もう少し言うと、今までの3冊とは異なる読者=『ビジネスパーソンに届いたこと

本当に嬉しいし『「答えのないゲーム」を楽しむ思考技術』を読んで「考えるエンジン講座」を受講される方が本当に多いので、そういう意味でもこの4冊目『「答えのないゲーム」を楽しむ思考技術』は節目だったように思えます。

『「答えのないゲーム」を楽しむ思考技術』概要

「答えのあるゲーム」の戦い方が体に染みついているみなさんにとって、明確な正解がない「答えのないゲーム」の戦い方は、正直わからない。。。と、いうことで3000人以上に「考え方」を教えてきた元BCG戦略コンサルの著者高松智史が思考の秘訣をお届け。
限られた情報からどのようなプロセスでいい示唆や仮説を導き出すか?本書ですべて解説します。
「思考って、技術=スキル、後天的に身に着けられるんだ!」って、確信できるはず。この1冊で「考えること」が楽しくなる!

Amazon ビジネス企画・経営戦略ランキング1位獲得!

高松 智史 (著)
出版社 ‏ : ‎ 実業之日本社
発売日 ‏ : ‎ 2022/12/8
単行本 ‏ : ‎ 312ページ

B〇条件をより深く理解する

B〇条件とは

B〇条件は『「答えのないゲーム」を楽しむ思考技術』を読んで触れてもらったと思いますが、軽く説明すると『答えのないゲーム』で戦う際、お互いの「答え」のぶつけ合い(A vs B)ではなく、「条件」で議論(A〇条件 vs B〇条件)することで「答えのある」ゲームへ転換しちゃおう。という思考技術です。

B〇条件を理解する上で一つ良い例をご紹介

本を読んでくださった方は、B〇条件に触れてもらったと思いますが、これをさらに理解する上で一つ良い例があるのでご紹介させてください。

B〇条件事例)M&A or 新規事業と聞かれたら?

お客さんに「M&Aするか、それとも新規事業するか?どっちがいいですか?」って聞かれるとこう答える、こう思考する人がいます。

そうじゃなくて、広告打ちましょうよ。

この答えが、いかにnotプロ、浅い思考かって話をよく考えるエンジン講座の受講生に話しています。

というのは、この「広告打ちましょうよ」 ってのが打ち手バカっぽいとか、そもそもの質問に答えてない!っていう話もそうなんですけど、それ以上に途轍もなく大きくダメな理由があります。それは、クライアント、相手は「その打ち手に気付いていない」前提で思考しているから。

もう少し言うと「いろいろな制約がある中で、いろいろ打ち手のレパートリーがあるのは重々承知しているが、制約がある故この2択になっている」と考えられてないってのが、浅い、ポンコツ、くーー、惜しいのだ。

B〇条件に通ずる「辻褄思考」も活用する

そうなのよ。プライベートでも「長崎と大分どっちがいい?」と聞かれて「それなら、博多でしょ!」って言うのを浅いと思えなければいけない。

これに通じる話は「変える技術、考える技術」の99ページに書かれています。
※ この思考を「辻褄思考」と呼んでます。
まだの人はぜひ、お読みください。

『変える技術、考える技術』概要

「凡人」だったボクが「天才」と呼ばれるようになった技・スキル・Tipsを余すとこなく書ききった1冊。
BCGという戦略コンサルティングファーム入社当時に持ち合わせていなかった「戦略」や「コンサル」のセンス。しかし、数多くのセンス溢れる先輩(のちに師匠たち)との「距離」をつめることに成功し、彼らから「考え方」「働き方」のような社会人としての基礎だけでなく、人生のなかで本当に大事なこと、全てを学ばせてもらった。
そのエッセンスを、「行動を変える」技術=「スウィッチ」として結晶化させ、この1冊に詰め込んだ。

Amazonビジネス・経済ランキング1位獲得!

高松 智史 (著)
出版社 ‏ : ‎ 実業之日本社
発売日 ‏ : ‎ 2021/6/24
単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 264ページ

辻褄思考は、B〇条件に通ずるんですよね。

B〇条件の前にプロ意識というか思考技術が賢さのカギ

「M&A or 新規事業と聞かれたら?」をテーマに講義していたときに教えていて、受講生の反応に違和感を感じて、その勢いでTwitterにつぶやいたのでここに記事にしました。

X投稿全文

こういうところにプロというか思考が現れるというお話。『M&Aと新規事業、どっちを優先したほうがいい?』と聞くと、『そうじゃなくて広告』と選択肢にない答えを思考したがるひとがおる。
で、そのときに生徒に言っているのが『質問にこたえていない』ってのもそうだけど、それ以上に『その新しい選択肢を思いついていない』という前提、マウント思考になっているのが愚かだって話しています。
そうやなくて、『いろいろな制約の中でその他の選択肢を取れてないから止むを得ず、その2択』って捉えられないってのが大問題と。
B〇条件にもつながる話なんですけど。だから、『長崎と大分どっちがいいかな?』ってきかれて、『博多!』が最高だとしても、『なにか誓約条件があるんじゃなかろうか?』いうとしても『2つの選択肢でいうと、こっち。ですがあえて、背景など知らないなかで答えるので恐縮ですが”博多!”ってアイデアもありますよね』っていう感じが大吉なんですよね。こういう思考をざっくりいうと『辻褄思考』と呼んでいます。と、さっき授業していて思った。思考は本当に技術よね。

「辻褄が合うのだろうか?」という思考。を貴方に。

そうそう『辻褄思考』については「考えるエンジンちゃんねる」でも話していますのでご紹介しておきます。

おわりに

本当に「思考」って技術だからさくっと学んで、今後のビジネス人生20年で使って、成果につないでいった方がそりゃ、健やかよね。

ということで、タカマツボンでは書かない「論点思考」を学びたい方は考えるエンジンの無料相談に。
いろいろ語りましょう。
考えるエンジン講座もタカマツボンのおかげで、お待たせしてしまう形になってきているので、お早めに。

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