コンサルが詰められがち。正しいスライドの書き方とは?
コンサル1年目が学ぶことであり、マネージャーから詰められることでもあり、コンサルタントならば、誰もが一度は悩むであろう、スライドの書き方について。
例えば、「スライドの書き方」といえども、パワーポイントを立ち上げる前に、作業の最初に立ち上げるべきは、まずは、ワード、ワード、ワードです。
なぜなら、いきなりパワーポイント開いても、待ち受けるのは膨大な手戻り、修正の繰り返しだから。
そんな状況、思い当たりませんか?
そうは、なりたくない!
そんなジュニアな皆様に、スライドの書き方のコツを6つご紹介します。
※こちらは考えるエンジンちゃんねるで動画でもご紹介しています。
https://www.youtube.com/watch?v=_3H1nrmtklUv=sz3Ms4ozCwQ 考えるエンジンちゃんねるより
スライドライティング6つのコツ
1.「ワードスライド」と「表」が基本と心得る
一番、読み易いのは「ワードスライド(文字だけのスライド)」と、「表」。
だから、心持ちとして、「この2つだと表現しきれないときに、別フォーマットを使う」が肝要。
2. 資料の構成は「1+3」
エグゼクティブサマリーを1枚と、そのメッセージを “サポートする” キースライド3枚の、合計4枚が、あればいい。
それ以外は大いなる参考資料。
3. 誤字脱字はご法度
誤字脱字は「火種」。
お客さんから「誤字脱字」の指摘が入りだしたら、プロジェクト運営に不満のサイン。満足してないから、「誤字脱字ごときで怒る」と認識しよう。
だからでもないけど、誤字脱字は「音読チェック」で探しましょう。
※何もできないジュニアの頃の価値の一つ。「誤字脱字探し」についてはこちらの動画でもお話をしました。
https://www.youtube.com/watch?v=djR1sDEn5WA 「僕は誤字脱字王になる」考えるエンジンちゃんねるより
4. パワーポイントを最初に開かない-ワードから始まる
パワーポイントをいきなりイジリだして、いいスライドなど書けない。
まずは、ワードで、きっちり書ききってから、パワーポイント化しましょう。
5. パワーポイントスキルの向上目的は “考える時間を増やすため”
パワーポイントスキルは圧倒的に上げる必要はある。
けど、それはパワーポイント作業の圧縮ではなく、「パワーポイントはサクッと作れる」ことからくる、“考える時間”=ワードに向かう時間を増やすために他ならない。
6. スライドフォーマットも2個思いつき、その後、選択する
一種のスライドライティングも「答えの無いゲーム」。
だからこそ、2個以上の「解」を持ち、選択するのが基本。
※スライドライティング6つのコツについては、動画でもチェックを!
https://www.youtube.com/watch?v=_3H1nrmtklUv=sz3Ms4ozCwQ 考えるエンジンちゃんねるより
メッセージラインで意識したいこと3つ
上記6つの意識した上で、やはり気を使うのが “メッセージライン” です。

①「スライドに書くこと」VS「プレゼンで話すこを」を意識して、メッセージを決める
相手や、伝える場面、メッセージに応じて、「どう話すか?」を意識して、メッセージラインを決める。
②「So-what示唆」VS「Fact」
相手との距離≒プロジェクトのフェーズに応じて、どこまで「示唆を提示するか?」を決める。
時として、相手に考えてもらう場面もある。
③ 資料・パッケージを通じて、「メッセージライン」だけを並べて、意味が通る
メッセージラインだけが見える形に並べて、「ストーリー」になっているか確認
いかかでしょうか?
スライドライティングに必要な6つのコツとメッセージラインで意識したいこと。
スライドの書き方も大切ですが、考えるチカラあってのスライドの書き方となることは忘れずに。。。
スライドライティング、ひいては、考えるチカラ、コンサルタントの働き方で困っている方はぜひ、一度、無料相談やオンライン教材もチェックしてみてくださいね!