Mチャレンジ期

戦略コンサルへの転職、リファーラル?エージェント?

「コンサル転職」における リファーラル VS エージェント経由、どっちが「有利・お得・最高」か?問題

転職エージェントでできること

「転職エージェント」を一括りにしてしまうと少し乱暴なので、「僕が」コンサル転職エージェントをするときに、候補者にしていることを箇条書きにしてご紹介してみます。

「251CAREeR=ニコイチキャリア」という、コンサル向けのエージェントをしています。
ご興味のある方は無料相談も実施しているので、お気軽にどうぞ。

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1. ケース面接の「過去問」を活用した、本当の対策

ケース面接の「過去問対策」は、“100人に1名しか受からない” とも言われるコンサルの面接では、重要な意味を持ちます。

なにせ、コンサル面接は「ポテンシャル採用」なので、今までの “経歴” や ”知識” を問うのではなく、その場で出される「ケース面接」で判断するからです。

そこでわかっておかなきゃいけないのは、

「面接官」も神様ではないので、揺らぐ。ミスも起きる。

ということ。

面接官がケース面接をしてきた歴代の「候補者」よりも、「圧倒的な差」をつけないと、何が起こるか、分からないのです。

なので、「アタマの使い方(戦略思考)」を身に付けた上で、野球の「素振り」のように、練習することは大事。 ということで、僕の転職エージェント(=251CAReR)では、こんな感じで対策を行っています。


  • ケース面接の「過去問」それも、実際の「候補者と面接官とのやりとり」のスクリプトを読んでもらう
    • その時に、「ただただ読む」のではなく、「必ず」解いてもらう
  • その上で、ケース面接スクリプトを読み進めてもらい、「疑問」「違和感」をリストアップしてもらう
    • 自分の解き方やビジネスセンスとの違いを炙り出す
  • そして、僕がそのリアルなスクリプトの「候補者の回答」を元に、「疑問」「違和感」を解消する
    • ただただ、「通過した」ケース面接のスクリプトを読んでも意味が無いんです
    • だって「なぜ、評価されたか?」を理解しないと、再現できないし、成長さえしないからね
    • 読むだけじゃ、ただただ、「わかった気する」だけなので、失敗して事故ります

こんな感じのやりとりを通して、「アタマの使い方」を体感してもらいます。
ここでの対策が、ケース面接を突破するための対策にとどまらず、通過して、晴れてコンサルタントになった時も活きてくるようにね。

2. 「コンサル向き不向き」の判断と、覚悟の醸成

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私ってコンサルに向いていますか?


これ、よく聞かれるので、これも一つの「価値」かも?と思い、ご紹介します。

当然、やりとりを通して、「向き不向き」は分かります。

ただ、「向き不向き」を知ることは大事ですが、だからといって、コンサルタントになることをあきらめるべきとは思っていません。

大事なのは「やりたいか、やりたくないか?」だからです。

好き、やってみたい!と思うのあれば、

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不向きだと思うけど、“ならば、人より努力してやる!”

とエネルギーを滾らせれば、いいだけですから。

僕も、BCGの最初の「1年」、えっらい苦労しましたが、そういう意味では「不向き」だったのかもしれません。

でも、「スキル」として、コンサル思考/働き方を習得した結果、2年目以降は、まさに楽園、楽しいコンサルライフでした。

なので、「コンサル向き不向き」を知ることも、「コンサル転職成功」の第一歩だと感じています。

3. 「コンサル、カラフル時代」のファーム理解→選択

「似たり寄ったり」だった、コンサルファームも、今や、「カラフル」になってきています。

ので、オファーを複数もらった際に、どこに行くのか?は、昔以上に迷う方がいるのは確か。

そして、「志望動機」も、昔なら「コンサルやりたーい」と同じことを言っておけばよかったのですが、今は、「なぜ、うちか?」を納得させないと、オファーはもらえません。

とは言え、各社のHPを見ても、同じようなことが書かれていて、違いを見出しにくいのが現実。

ただ、僕はほとんど全てのファームに弟子/卒業生がいるので、「生」の情報をもとに、その「違い」を候補者に説明させてもらっています。

HPからだけでは見えてこない、実際にそれぞれのコンサルファームで働いているコンサルタントの声だからこそ、各ファームの “色” をはっきり浮かび上がらせてくれますからね。

4. 「ケース面接対策」以外の、対策

「ケース面接対策」だけすればいいと思っている方が多いんですが、そんなことはありません。

うちの転職エージェント(=251CAREeR)では、「7つの塊、50のタスク」を ”候補者” に共有して、一緒に、伴走しながら、こなしていきます。

候補者と共有する「7つの塊、50のタスク」は「選考書類作成」「ケイパビリティの磨き込み/整理」「筆記テスト」と、いろいろあります。

その一つ一つは「ケース面接対策」ほどは大事ではないものの、手を抜くと痛い目を見ますので、細かいところまでチェックして準備を進めます。

5. ケース面接の「スクリプトレビュー」で、総仕上げ

実際にケース面接が始まると、一つのファームで少なくとも2-3個の面接があるので、篩にかけられるとはいえ、20回程のケース面接を受けることになります。

ここで、大事なのは、実際に自分が受けた面接の「スクリプト(=面接官と候補者とのやりとり)」を起こし、それをベースに、「どこがまずかったか?」「どこが、良かったか?」を復習すること。これはとても大事なことで、復習することで、飛躍的に成長できます。

僕がエージェントする場合は、必ず、スクリプトを書いてもらい、それをベースに、次の面接までにフィードバックをしています。

6. ファームからの「ケース面接」のフィードバックで微調整

ファームによってまちまちですが、エージェントにだけ、フィードバックをくれるファームもあります。

その面接のフィードバックを候補者に共有することで、「次の面接で、何が見られるか?」を想像することができ、それを元に作戦を練れば、次の面接では、当然、ホームランを打ちやすくなります。

ので、フィードバックをもらったら ”勝つために”「微調整」を必ずします。

7. 「受けるファームの順番、タイミング」を含めた、日程アレンジ

ケース面接の類似性や、その候補者のバックグランドを加味した際の「受かりやすさ」などから、順番を決めていきます。

一概にファームとしての格で、順番を決めると、痛い目を見るので。

これも、ぱっと思いつくところの、僕の転職エージェントである「251CAREeR」での、僕が候補者に提供する価値。


じゃ、「リファーラル」はどう?

ここまでご紹介した転職エージェントができること「7つ」と比べてもらえると、リファーラルと「僕の」転職エージェントの、どっちが、有利か?お得か?素敵か?の答えが出ます。

というか、「僕の」転職エージェントのほうが、良いだろう。と思う。

しかし、そうではない場合はあります。

ここで「事業会社」のリファレンスと異なり、「良さ」は限定的だが、ウルトラ効果を発揮した例を2つご紹介します。

① リファレンスしてくれる相手が「ディレクター」で、そのディレクターと一緒に働くことまで想定して、ディレクターがリファレンスしてくれる場合
これは、ファームに対してMDは「私のケースで使うから」というフレーズで、ごり押ししてくれる可能性があるので、リファレンスの価値はあります。
ので、「そのファームはリファレンス」というのは、あり。
その場合の注意点は「オファー出たら、必ず、行く」という雰囲気が、流れてしまうこと。MDにしてみたら、ファーム側をごり押しして、説得したのに、「来ませんでした!」では「は?」だし、「絶対、いきます!」と熱意が伝わらなければ、くそ忙しいMDは動いてくれません。

②「学歴」が悪く、書類では「あっさり」落ちてしまいそうな場合や、一度受けているけど、再チャレンジ!という場合
リファレンスにより、「書類は」通過してもらえる可能性はあがるので、リファレンスの価値はあります。
これは、MBAのボストンキャリアフォーラムも一緒。
ボストンキャリアフォーラムは、「まさに、MBAのランク」が色濃く出てしまうので、卒業間際に “普通の” コンサル転職をしたほうが、合格率は高いのです。
けど、MBA前の「学歴」が強くない場合は、ボストンキャリアフォーラムのほうが、いい場合もあるよね。

なので、僕が「エージェント」する場合も、強いリファレンスがある場合は、
「ココはリファレンスにしよう!」と言い、強固な戦略を練ります。

「僕が」転職エージェントをするときのポイント!

「フラットに」コンサルと他も比べて、アドバイスというか、意見します。

「コンサルキャリアが最高!」と思っているわけではないので、候補者に違う選択肢が出てきた場合は、素直に「教育者」として、意見しています。

過去でいえば、

  • 商社の方で、コンサル転職の準備をしていたけど、「海外駐在が、決定!」と相談されて、それこそノータイムで「駐在に行きましょう!」とアドバイス
  • 官僚の方で、コンサルの面接を受けながら、他に受けていたスタートアップからオファー!と相談されて、会社名を聞いて、即座に、「スタートアップにいきましょう!」と背中を押す
  • コンサルの方で、転職し、いくつか、オファーをもらったが、第1志望ではなく、悩むと、相談されて、「残留し、昇進めざすのが大吉よ」と意見

と、タイミングタイミングで気持ちは変わるし、それこそ、「風向き」は変わるもの。

だからこそ、その都度、相談しながら、長いスパンで、キャリア形成の相談に、乗っています。

ここまで、深く付き合うのは「考えるエンジン講座」の受講生が多いですが。

ということで、良いキャリアを作っていきましょう!


「251CAREeR=ニコイチキャリア」という、コンサル向けのエージェントをしています。
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