立ち上がり期

若きコンサルの宿命。雑用を極める。

雑用係は言い換えれば、「プロジェクトを効率よく進行するためのプロ」

新卒コンサル、中途コンサルで採用されれば、一度は経験する雑用も最初のうちは立派な役目。資料のコピー、 ミーティングの準備、会議室の片付け、議事録の作成と共有などなど。

コンサルティングファームでの自分の仕事がこんなこと?と少しがっかりしてしまうかもしれません。
では、その雑用は誰がやるべきなのか?とプロジェクトチームを見回してみましょう。入社したてであれば、残念ながらあなた以外の誰もいません。そして、今、キラキラと活躍して見える先輩方も、コンサルタントとして新人の時は、同じ道を通ってきています。

そこで、あなたが担っている「雑用役」をこう考えてください。

プロジェクトを効率よく進行するためのプロ

もし、高いフィーを払うクライアントが、どたばたと資料を準備している様子をみていたら、不安に思いませんか?
ぜひ、「雑用係」としてではなく、”プロジェクトを効率よく進行するためのプロ” として、MTG準備ひとつとっても、資料が綺麗に並んでいる様子を見せてクライアントに安心感を与えてください。

プロとして、スマートに、ピシッと準備が整った様子を見せることで、クライアントを安心させてください。
プロとして、ミーティングで他に必要なものがないか、痒いところに手が届く気遣いを見せつけてください。

そうすれば、さきほどまで「くだらない、やりたくない」と思っていたことも、くだらないとは思わないはずです。あなたはプロとして、プロジェクトチームの中で確実に貢献しています。そう思えば、自分を雑用係だと過小評価していたのは、自分自身だということに気付けるはずです。

そして、そんな “プロ根性” を見せてくれるあなたを上司は必ず見ていて、相変わらず「こんなことするためにコンサルティングファームに入ったわけではない」と嘆いている同期と差をつけることができます。

それでもまだ腹落ちしない方は、ジュニアメンバーのお悩みに答えた動画がありますのでこちらも併せてご覧ください。

ジュニアメンバーの悩みの筆頭「(大変、恐縮ながら)仕事がつまらないんですけど、転職した方がいいですか?」に真面目に答えています。


雑用力を上げるには?

では、具体的に「雑用力」を上げるにはどうしたらいいのでしょうか?
答えは「先回り」と「経験の蓄積」です。
先回り、とはリーダーやパートナーが言いそうなこと、やってほしそうなことを考えて先回りするということです。
ここに思考をいれて、「何か1つ先回りできることがないか?」と考えてみてください。

雑用力はとてもレベルの高い所作の積み重ねです。
最初から完璧に出来る人はなかなかいません。
そこで必要となるのが、ある程度の経験の蓄積です。ここで、「なーんだ。それなら入社して3ヶ月の自分ができなくてもしょうがないね!」と思ってしまってはいけません。「努力しない亀は、一生ウサギに勝てない」のです。

入社3ヶ月目のうちから、上司や先輩に言われたことだけでなく、上司や先輩が見せる「雑用力」をどんどんメモして身につけてください。

そして、この雑用力の高さは、チームになったときに、とてもきれいな流れを生むことになります。
コンサル業界とは違う、美容室でのシーンになりますが、考えるエンジンちゃんねるでも頻出となっている、表参道の美容室NORA。

カットをする代表の広江さんの後ろで次に必要な道具、場所への案内がスッとでてくる。一つ一つの行動の流れが全体のスピード向上、美しさを生んでいます。

そんな広江さんのインタビューをご紹介しておきます。

美容室で、働く全てのスタッフは「プロ」としてお客様のためにスマートにサービスを提供しています。言い方を変えれば、カットできるようになるまでは、コンサルファームでいうところの「ジュニアメンバー」と同じ “雑用係” という捉え方もありますが、ここで腐らずプロ根性を見せながら努力を重ねたスタッフは、将来素晴らしいスタイリストに成長することと思います。

まさに、雑用力向上(先回りと経験の蓄積)の世界は、愛と想像力の鍛え方と一緒。そんな「愛と想像力」の鍛え方についてはこちらの動画をご覧ください。

相手の気持ちになることは、ビジネスの場面だけでなく、今後どんな場面でも必要になりますので、今のうちに鍛えておきましょう。


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