立ち上がり期

論点思考を鍛えて「作業屋」から脱却するコツ。

コンサルたるもの「作業」を論点思考を鍛える場に昇華させる

せっかくコンサルティングファームに入社したのに、「あれ?私って作業屋さんだっけ?」と思う瞬間、ありませんか?

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マネージャー

これ調べてきて〜

と言われたら、指定の時間までに調べたものを持っていくことができていたとしても、ふと、

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あなた

あれ?私ってただの調べ物屋さん?作業屋さん?

と、感じてしまうことがあれば、コンサルファームでの仕事は苦痛でしかありません。

もし、「調べ物屋さん(情報収集のプロ)」にすらなれていない。と感じていたら、ここから先に進む前に、まず正しい情報収集の極意についてご紹介したコラムをご覧になってください。

では、どうしたら「作業屋」にならずにすむのでしょうか?


答えは”WHY?”。ひたすら「なぜ?」を考える。

上司から「アジア諸国における白物家電の発展率、調べてきて」と言われたとしましょう。

まず、1つめの「なぜ?」が頭に浮かびます。

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あなた

なぜ?国別で白物家電の販売計画を立てたいから?
もしそうなら、今売上が伸びている家電が分かれば、次に人気が出る家電は予測できるかも。

そこで、あなたは、冷蔵庫が伸びている国群と、洗濯機が伸びている国群があることに気付きます。

ここで2つめの「なぜ?」が頭に浮かびます。

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あなた

なぜ?この差はどこでうまれるんだろう?国の裕福さで決まるのかな?だとしたらGDP別で相関があるのかも?もしくは一人あたりGDPで相関がある?

調査を進めると、一人あたりGDPが低い国では冷蔵庫、ある程度の高さがある国では洗濯機、さらに高い国ではスマホが伸びていたが、そこそこの高さですべてが伸びている国群もあることに気づきます。

ここで3つめの「なぜ?」が頭に浮かびます。

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あなた

なぜ?特徴が出ない国は、都市ごとに貧富の差があるから?
文化的に買い替え頻度が激しいから?

さらに調べてみると、冷蔵庫、洗濯機の普及率が低い地域での白物家電メーカーの成長率はあまり高くないことに気づきます。

ここで4つめの「なぜ?」が頭に浮かびます。

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あなた

なぜ?メーカー販売のものではなく、中古品を買っているから?
流通網が発達していないから?

好奇心のまま、さらに調査をしていくと、そんな中、じわじわと成長率を上げているメーカーもあることに気づきます。

ここで5つめの「なぜ?」が頭に浮かびます。

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あなた

なぜ?安価な製品ラインナップを揃えているから?
中古品を取り扱っているから?独自の流通網を築いているから?

どうでしょう?「なぜ?」を5回繰り返すだけで、ものすごく思考が深まることに気付いていただけたと思います。


「作業」ではなく成長のチャンスと捉えよう

言われた作業を一つ一つこなすだけでは、思考はいつまでたっても浅いままです。あなたの上司は、先ほどご紹介した「なぜ?」のような思考を常に繰り返しているのです。そして、その中の一部を切り取ってあなたに「作業」として渡しています。

考え方によっては上司も「作業」をしていることになりますが、そこに論点思考のエッセンスを加えることによって、コンサルタントとしての価値を出しているのです。

ここで、まず、あなたは自分自身がデータをいじることで、一番にデータを見ることが出来るチャンスを掴んでいることに気づいてください。追加で調べたいことが出てきませんか?追加で調べたら、またなぜ?を考える。
このように何度も思考を繰り返すことで、あなたは上司と論点思考でディスカッション出来る頭になっていきます。

一次情報に触れている。それは、あなただけが掴んだ権利であり、成長のチャンスなのです。


なぜ?と思って調べたことが的外れだったら?

やり始めたけど、なかなかうまくいかない?
なぜ?と思って調べたことが的外れだった??

それはあなたがケースの論点からずれてしまい、自分が興味のあるところばかりを追いかけてしまった結果です。
それでも、「なぜ?」を繰り返すことをやめないでください。

思考を繰り返し、上司と議論をしようというチャレンジを積み重ねるうちに、だんだん論点に焦点が合ってきます。そして、上司の聞きたいこともわかってきます。

もし、5回WHY?を繰り返すのに慣れないうちは、3回で構いません。
なぜ?を考えるのはコンサルタントとしてのキモ中のキモであることを忘れないでください。

まずは、考えることから始めましょう。
そして、コンサルたるもの「作業」を作業のままにせず、論点思考を鍛える場に昇華させていきましょう。

マネージャーの立場になって、語ったこちらの動画もぜひ、ご覧ください。

たった5分で、誰もが受ける”洗礼”を回避できます!
作業と思ったら、はい!さようなら。


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